医薬品の溶媒

クローダのSuper Refined™医薬品溶剤

クローダのSuper Refined™医薬品溶剤は、Ph. Eur.、USP／NFおよびJP／JPEの各公定書の厳しい要件に準拠しています。Super Refined溶媒は多くの剤形に使用でき、基本的に無色で臭気も味も少ないため、優れた感覚受容特性を有しています。

Super Refiningは、基本的なトリグリセリドプロファイルを変えることなく、天然油から極性不純物（一次酸化生成物および二次酸化生成物など）を除去します。このことは、以下のように役立ちます：

• APIの相互作用と分解を低減
• 色・臭い・味の最小化に関して、バッチ間の一貫性を保ちます。

Super Refinedポリエチレングリコール（PEG）には、標準的な公定のポリエチレングリコールと比較して、以下のような利点があります：

• APIの安定性と最終製剤の一貫性を向上
• 細胞刺激の可能性を低減
• 経口液剤に使用した場合の味覚プロファイルを改善

溶剤のその他のメリット

医薬品溶媒は、非経口、経口、外用、眼や視覚関連の伝達など、幅広いデリバリー経路のためにAPIを可溶化することができます。しかし、溶媒の中には、製剤に追加の機能性をもたらすものもあります。

Super Refinedの各油は、ワクチンの溶剤、経口製剤の可溶化剤、外用製剤の粘度調整剤など、多くの用途に使用できます。

純度に関して、油の主な懸念事項とは

天然由来のトリグリセリド油は、色、臭い、そして各油の特徴である独特の風味を有しています。これらのパラメーターの強度は、自然の生育条件や油の抽出方法に左右されるため、製品にばらつきが生じます。極性不純物はトリグリセリド中に存在し、通常は、モノグリセリド、ジグリセリド、遊離脂肪酸、植物ステロール、着色料（クロロフィル、カロチン）、環境化学物質、酸化生成物で構成されています。